※公開終了間近! イロモノなアタシ
お客様からの電話らしい、皆のこれまでの会計を支払ってクミさんが店を出て行く。
その背中は、何か思いつめているようで急に怖くなる。
「すみません、蘭子さんミミちゃん、クミさん心配なんで」
「大丈夫よ、あの子はそんなにバカじゃないし」
でも、心配なものは心配なんだ。
店を出て急いで『ZUKA』に向かう。
もし今のクミさんが何かをするとしたら、多分レイ君だろう。
一方的に別れを告げた彼に対し、本当の理由を聞きだそうとするに違いない。
「今晩は! クミさん来てますか? 」
ドアを開けると、少しだけ席が空いている。
でも、レイ君とクミさんの姿が無い。
「浩さん、レイ君はどこに? 」
「今、クミさんがちょっと連れ出してる」
「お店分かりますか? 」
「うーん……」
浩さんでも分からない、となるとこの街のどこかだ。
もしも店の子が刃傷沙汰を起こしたら、シャングリラの存続の危機。
何とかしなくちゃ、急げ!
その背中は、何か思いつめているようで急に怖くなる。
「すみません、蘭子さんミミちゃん、クミさん心配なんで」
「大丈夫よ、あの子はそんなにバカじゃないし」
でも、心配なものは心配なんだ。
店を出て急いで『ZUKA』に向かう。
もし今のクミさんが何かをするとしたら、多分レイ君だろう。
一方的に別れを告げた彼に対し、本当の理由を聞きだそうとするに違いない。
「今晩は! クミさん来てますか? 」
ドアを開けると、少しだけ席が空いている。
でも、レイ君とクミさんの姿が無い。
「浩さん、レイ君はどこに? 」
「今、クミさんがちょっと連れ出してる」
「お店分かりますか? 」
「うーん……」
浩さんでも分からない、となるとこの街のどこかだ。
もしも店の子が刃傷沙汰を起こしたら、シャングリラの存続の危機。
何とかしなくちゃ、急げ!