※公開終了間近! イロモノなアタシ
「長年、この街でお世話になりました。シャングリラの皆さんには、恩返しも出来ずにお別れする事になり、非常に残念です。でも、祥子ママを始めに知り合えて本当に良かったし、一生の思い出です。本当に、本当にありがとうございました」
深く頭を下げると、拍手が起こった。
「浩ちゃーん、これからまた頑張るのよ」
「浩さん! たまには顔出してね! 」
「好きだったわー、アタシ」
代表してクミさんが花束を渡し、プレゼントの贈呈を蘭子さんがする。
皆で買ったのは、一枚の絵。
それは、浩さんの写真をもとに描いてもらったものだ。
「これ、俺ですね」
「そうなのよ、知り合いに画家が居てね、その方に描いていただいたの。素敵でしょ」
モノトーンの絵だけれど、浩さんの持つかっこ良さや、にじみ出る優しさを写し取っている一枚。
それを胸に抱え、初めて涙をこぼす。
深く頭を下げると、拍手が起こった。
「浩ちゃーん、これからまた頑張るのよ」
「浩さん! たまには顔出してね! 」
「好きだったわー、アタシ」
代表してクミさんが花束を渡し、プレゼントの贈呈を蘭子さんがする。
皆で買ったのは、一枚の絵。
それは、浩さんの写真をもとに描いてもらったものだ。
「これ、俺ですね」
「そうなのよ、知り合いに画家が居てね、その方に描いていただいたの。素敵でしょ」
モノトーンの絵だけれど、浩さんの持つかっこ良さや、にじみ出る優しさを写し取っている一枚。
それを胸に抱え、初めて涙をこぼす。