※公開終了間近! イロモノなアタシ
『アライヴ』に到着すると、鳴瀬さんは奥の席で携帯を見ていた。
「すみません、遅くなりました」
「いいよ、座って」
携帯を置き、あたしの顔に見入るのに気づいて思わず顔を伏せてしまう。
「あんまり見ないで下さい」
「なんか、メイクしてないと女の子みたいだね」
「そうですかー? 」
仕事用のドギツいメイクを落とすと、裸になった気分だ。
それを他人に指摘されたのも初めてだし、相手がイケメンなだけに恥ずかしくなる。
「何食べようか? 」
「あ、ここはパスタが美味しいんですよー、トマトソースの」
「じゃあ、それにしよう」
他にはサラダに生ハム、オリーブのオイル漬けを注文して、赤ワインで乾杯をした。
まるで普通のカップルのデートみたいで、ちょっと嬉しくなる。
「鳴瀬さん、お酒どうなんですか? 強い? 弱い? 」
「あんまり飲めないんだ、でも真島に鍛えられたから少しは」
さっき入れてくれたボトルも、半分しか飲んでいないのを思い出した。
「すみません、遅くなりました」
「いいよ、座って」
携帯を置き、あたしの顔に見入るのに気づいて思わず顔を伏せてしまう。
「あんまり見ないで下さい」
「なんか、メイクしてないと女の子みたいだね」
「そうですかー? 」
仕事用のドギツいメイクを落とすと、裸になった気分だ。
それを他人に指摘されたのも初めてだし、相手がイケメンなだけに恥ずかしくなる。
「何食べようか? 」
「あ、ここはパスタが美味しいんですよー、トマトソースの」
「じゃあ、それにしよう」
他にはサラダに生ハム、オリーブのオイル漬けを注文して、赤ワインで乾杯をした。
まるで普通のカップルのデートみたいで、ちょっと嬉しくなる。
「鳴瀬さん、お酒どうなんですか? 強い? 弱い? 」
「あんまり飲めないんだ、でも真島に鍛えられたから少しは」
さっき入れてくれたボトルも、半分しか飲んでいないのを思い出した。