※公開終了間近! イロモノなアタシ
もてる友達は辛いよ
「しーほーちゃーん」
秋の1日、例の様にバイト明けで寝不足気味の頭に、コスモスの妖精が飛んで来る。
「なに? 」
「今日はーバイトあるー?」
「無いよ、でも講義が終わったら帰ってすぐに寝るけど」
「えー、コンパにいこーよー」
綾女は気の進まないコンパに誘われて、あたしをボディーガードにしようとしているのが分かる。
しかし、何で彼氏を作らないのだろうか。
モテるのに、高校入学以来1人も彼氏を作らない綾女。
宝塚が好きだから、レズという可能性も……と昔は思ったけれど、違うらしい。
「どことのコンパ? 」
「京北医大生とー」
医大生、当然金持ち。
ただし、イヤミな奴が多い。
どんな奴だってモテるから、プライドは天より高く、美人か金持ちの娘でなければ相手にはしないし、頭がいいのを鼻にかけた奴らだ。
そんな連中とコンパをしたところで、嫌な思いをするだけ。
秋の1日、例の様にバイト明けで寝不足気味の頭に、コスモスの妖精が飛んで来る。
「なに? 」
「今日はーバイトあるー?」
「無いよ、でも講義が終わったら帰ってすぐに寝るけど」
「えー、コンパにいこーよー」
綾女は気の進まないコンパに誘われて、あたしをボディーガードにしようとしているのが分かる。
しかし、何で彼氏を作らないのだろうか。
モテるのに、高校入学以来1人も彼氏を作らない綾女。
宝塚が好きだから、レズという可能性も……と昔は思ったけれど、違うらしい。
「どことのコンパ? 」
「京北医大生とー」
医大生、当然金持ち。
ただし、イヤミな奴が多い。
どんな奴だってモテるから、プライドは天より高く、美人か金持ちの娘でなければ相手にはしないし、頭がいいのを鼻にかけた奴らだ。
そんな連中とコンパをしたところで、嫌な思いをするだけ。