※公開終了間近! イロモノなアタシ
「あのさ、今日、いきなり呼び出してごめん」
「いいんですよ、お休みだし。それより、今日のお勘定は大丈夫ですか? 」
「何とかなるんじゃないかな、この間、カード作ったし」
となりを見ると、高級そうなワインが届いており、真島さんは何にも知らずに綾女へどんどん勧めている。
よくある手口の『酔い潰しの送り狼』を狙っているに違いないだろう。
しかし、それで引っ掛かるタイプではないのだ、綾女は。
「おいしー、このワインー」
「もっと飲みなよ、ご馳走するし」
1本いくらなんだろう、怖すぎてメニューすら開く事が出来ない。
食事は進み、コース料理に一段落付くと、綾女はお酒を追加する。
「食後のグラッパをー」
「グラッパって何? 」
「ブランデーですー、食後にはこれを飲まないとー」
度数のやたらと高い酒だ、ちなみにこれまで真島さんと綾女が空けたワインボトルは3本。
それでも顔色1つ変えていない2人、綾女は隠れうわばみとして有名だが、真島さんも芸人、酒の強さではひけを取らない。
しかし、最後のトドメが打ち込まれる。
「いいんですよ、お休みだし。それより、今日のお勘定は大丈夫ですか? 」
「何とかなるんじゃないかな、この間、カード作ったし」
となりを見ると、高級そうなワインが届いており、真島さんは何にも知らずに綾女へどんどん勧めている。
よくある手口の『酔い潰しの送り狼』を狙っているに違いないだろう。
しかし、それで引っ掛かるタイプではないのだ、綾女は。
「おいしー、このワインー」
「もっと飲みなよ、ご馳走するし」
1本いくらなんだろう、怖すぎてメニューすら開く事が出来ない。
食事は進み、コース料理に一段落付くと、綾女はお酒を追加する。
「食後のグラッパをー」
「グラッパって何? 」
「ブランデーですー、食後にはこれを飲まないとー」
度数のやたらと高い酒だ、ちなみにこれまで真島さんと綾女が空けたワインボトルは3本。
それでも顔色1つ変えていない2人、綾女は隠れうわばみとして有名だが、真島さんも芸人、酒の強さではひけを取らない。
しかし、最後のトドメが打ち込まれる。