※公開終了間近! イロモノなアタシ
口直しにとミネラルウォーターのボトルを開けて、こちらへ差し出す鳴瀬さん。
「あの、すみません」
「謝らなくてもいいよ、俺だって責任あるんだから。シホちゃんがあんな目に遭ったのはさ」
ミネラルウォーターを一口飲み、落ち着いた所で部屋を見回した。
真島さんの部屋に比べて、殺風景だし機械類が散乱しているのも気になる。
「鳴瀬さん、機械好きなんですか? 」
「んー、まあ、工学部目指してたし。今でも空いた時間があると、少しイジってる」
「でも、なんか皆バラバラですよね」
「既製品を一度分解して組み立てなおしたりとか、一から自分で作ったりしてるんだよね。あのパソコンもそうだし」
指差した先には、配線をむきだしたままのハードディスクに、ブラウン管の構造が丸見えになっているモニターがあった。
「凄いですね……」
話をしている間に、何とか落ち着きを取り戻す。
それにしても、まともな形の家電類はほとんどみあたらず、異様な光景だ。
よく子供の頃に、そういう機械を分解して遊んでいる子が居たけれど、それの延長なのかも知れない。
「あの、すみません」
「謝らなくてもいいよ、俺だって責任あるんだから。シホちゃんがあんな目に遭ったのはさ」
ミネラルウォーターを一口飲み、落ち着いた所で部屋を見回した。
真島さんの部屋に比べて、殺風景だし機械類が散乱しているのも気になる。
「鳴瀬さん、機械好きなんですか? 」
「んー、まあ、工学部目指してたし。今でも空いた時間があると、少しイジってる」
「でも、なんか皆バラバラですよね」
「既製品を一度分解して組み立てなおしたりとか、一から自分で作ったりしてるんだよね。あのパソコンもそうだし」
指差した先には、配線をむきだしたままのハードディスクに、ブラウン管の構造が丸見えになっているモニターがあった。
「凄いですね……」
話をしている間に、何とか落ち着きを取り戻す。
それにしても、まともな形の家電類はほとんどみあたらず、異様な光景だ。
よく子供の頃に、そういう機械を分解して遊んでいる子が居たけれど、それの延長なのかも知れない。