※公開終了間近! イロモノなアタシ
服を一そろい用意し、試着室で着替えさせられる。
靴も買って、その場で履いていた古いスニーカーも捨てられて……。
何をしようというのだろうか、蘭子さんは。
次に連行されたのは丸丹の近くにある美容室だった。
「あらーいらっしゃーい」
「マッキー、この子をよろしく」
出迎えたのは、細身のパンツに派手な赤いシャツを着たメガネの男。
首にはシフォン生地のスカーフを巻き、何となく内股。
口調とナリからして、二丁目に来るタイプとすぐに分かる。
「お店の子ぉー? 」
「そうなのよ、ね、この服に合う髪型にしてやって」
「はいはーい、じゃ、座ってね」
小指を立てながらあたしにケープを被せ、イメージをし始めた。
「うーん、愛されゆるふわかしらねぇー」
「ゆるふわって……」
靴も買って、その場で履いていた古いスニーカーも捨てられて……。
何をしようというのだろうか、蘭子さんは。
次に連行されたのは丸丹の近くにある美容室だった。
「あらーいらっしゃーい」
「マッキー、この子をよろしく」
出迎えたのは、細身のパンツに派手な赤いシャツを着たメガネの男。
首にはシフォン生地のスカーフを巻き、何となく内股。
口調とナリからして、二丁目に来るタイプとすぐに分かる。
「お店の子ぉー? 」
「そうなのよ、ね、この服に合う髪型にしてやって」
「はいはーい、じゃ、座ってね」
小指を立てながらあたしにケープを被せ、イメージをし始めた。
「うーん、愛されゆるふわかしらねぇー」
「ゆるふわって……」