※公開終了間近! イロモノなアタシ
香りの違いにまで気付くなんて、これは本当に好きって証拠だ。
ドキドキしているあたしへ向け、更に質問が飛ぶ。
「いつもは何を使ってる? 」
「えーと、カルビン・グレインの『トリニティ』を」
「それって、男性用もあるヤツだよね」
「ありますよ、お洒落な人がよく付けてますけど」
おっ、もしかしてペアコロンですか?
うわ、鳴瀬さんがあの香りなんか付けてたら、あたしは殺虫剤にやられた虫みたいに落ちてしまう。
「俺も付けてみようかな、今度、買いに行こうよ」
「いいですね、じゃあ一緒に」
次の約束までウッカリしてしまった、ああ、ドジめ。
しゃぶしゃぶ店に到着すると、先に真島さんと綾女が来ており、もう一杯飲み始めていた。
「おっ、来た来たー」
「遅くなってすみません」
「ごめんねー急に誘ってー」
真島さんの顔を見ると、この間の出来事があるからなのか、こちらを見もしないで必死に綾女と話そうと機会をうかがっている。
ドキドキしているあたしへ向け、更に質問が飛ぶ。
「いつもは何を使ってる? 」
「えーと、カルビン・グレインの『トリニティ』を」
「それって、男性用もあるヤツだよね」
「ありますよ、お洒落な人がよく付けてますけど」
おっ、もしかしてペアコロンですか?
うわ、鳴瀬さんがあの香りなんか付けてたら、あたしは殺虫剤にやられた虫みたいに落ちてしまう。
「俺も付けてみようかな、今度、買いに行こうよ」
「いいですね、じゃあ一緒に」
次の約束までウッカリしてしまった、ああ、ドジめ。
しゃぶしゃぶ店に到着すると、先に真島さんと綾女が来ており、もう一杯飲み始めていた。
「おっ、来た来たー」
「遅くなってすみません」
「ごめんねー急に誘ってー」
真島さんの顔を見ると、この間の出来事があるからなのか、こちらを見もしないで必死に綾女と話そうと機会をうかがっている。