嘘つきの恋
「…ん?」



ハンカチに小さく何かか書かれていた。



起きあがってその文字を指でなぞってみる。



“ソラ”



「わっ…私!?」



目をこすり、もう一度よくみてみる。



やっぱりそこには、今にも消えそうな黒色で“ソラ”とあって。



「ええっ!」



ただただ驚いて、頭はパニック。



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