最後の血肉晩餐
受信されたメールを開くと、悩んだ末のメールのようだった。


――行きましょうか友介さん！　バイクには乗ったことがないので、ゆっくり走って下さいね！　どこで待ち合わせしますか？


――家はどの辺なの？　もしくは近い所に行くよ？


彼女がもしかしたら、できるかも知れない。そんな予感に胸がドキドキしてきた。


――東武練馬のほうに住んでるんですけど、わかりますか？


即返信した。


――あぁ。わかるよ！　前よく買い物してたし。俺、上板橋に住んでいるんだ。東武練馬なら、すぐ着くよ。わかりやすいサティ前なんてどう？


――それじゃあ、そこで15時くらいに待ち合わせでいいですか？


――了解！　俺の顔はわかるよね？　プロフに載せてるから。あとズボンで来てね！　バイクだからね！


――わかりました！　サティ前で待ってます。


東武練馬か。凄い近いじゃん！　胸を躍らせ、食パンを飲み込んだ。
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