最後の血肉晩餐
私が酔っ払って、皮肉を書いた日記……。


――元彼は、冷酷でお金の事しか考えてない亡者だった。


これに返信が書かれていた。


――その亡者のお金で旅行やなんだって使いまくってたのは誰だ?


悪いことを書いてしまったと、少し反省をした。


それと同時に繋がりが出来たことに、少し顔が微笑んでしまった。


でもその微笑みもすぐに消えた。なぜ南の日記に?


南の日記に優しい言葉を書く友介。


仲の良かった南に嫉妬した。
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