私は最強ビンボー女!
「・・・ふふっ」


「?? なんだ?」



陽が、突然笑いだした私を不思議そうに見る。




「いや・・・笑顔は子犬クンのまま、可愛いなぁと思ってさ。」



ホント、絶対子犬クンの頃の笑顔と変わってないよねぇ。


なんで"良かった"のかは、わかんないけど・・・

子犬クンスマイルを見れたから、どうでもいいや!




「・・・子犬クン、相変わらず可愛いよ♪」


そう言って、ちょっと背伸びをして陽の頭をなでなでする。





「・・・ハァ。子犬クン、卒業したつもりだったんだが。」


「いやー。卒業は無理でしょ。」












「・・・子犬クンってなんでしょう?」


「いいなぁ・・・僕もなでなでしてもらいたいっ!」


「桃榎、その発想気持ち悪い。
律、俺も疑問だ。子犬クンって、なんだよ?」


「俺もなでなでしてもらいてー!羨ましいぜ陽!!」




・・・影で、白狼の副総長と幹部3名がこんな会話をしてましたとさ♪


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