私は最強ビンボー女!
第3章
不穏な影
―杞憂side―
「で?敦はなんて言ってたんだ?」
広い理事長室に、不機嫌な声が響く。
男にしては高めだが、女にしては低め。
そんな声の主は・・・・・
「りお、落ち着け。うるさい。」
青菜には"りか先生"と呼ばれている男・・・りおだ。
今は完全にりお(男)モードだ。
長い金髪を下の方で1つに縛って、化粧も落としたようだ。
と、いってもコイツは元から中性的な顔立ちをしているから、薄くしか化粧をしていないが。
「うるさいとはなんだ!!俺はマジで不安で・・・」
「わかってる。それは、僕だって同じだ。」
敦め・・・・・・
僕らに何も告げづに、青菜ちゃん残して消えるとは、いい度胸だな!!
「・・・昨日、僕の携帯にかかってきた敦からの電話では・・・」
僕は、ギリッと歯軋りした。
「で?敦はなんて言ってたんだ?」
広い理事長室に、不機嫌な声が響く。
男にしては高めだが、女にしては低め。
そんな声の主は・・・・・
「りお、落ち着け。うるさい。」
青菜には"りか先生"と呼ばれている男・・・りおだ。
今は完全にりお(男)モードだ。
長い金髪を下の方で1つに縛って、化粧も落としたようだ。
と、いってもコイツは元から中性的な顔立ちをしているから、薄くしか化粧をしていないが。
「うるさいとはなんだ!!俺はマジで不安で・・・」
「わかってる。それは、僕だって同じだ。」
敦め・・・・・・
僕らに何も告げづに、青菜ちゃん残して消えるとは、いい度胸だな!!
「・・・昨日、僕の携帯にかかってきた敦からの電話では・・・」
僕は、ギリッと歯軋りした。