私は最強ビンボー女!
「くっ・・・・・青菜、てめぇっ!!!」


翼が呻く。



私はそれを冷静に見ていた。



「ふぅん・・・話せるんだ。すごいすごい。」


冷たく言う。




「でも、総長なんでしょ?これくらい避けられなくちゃねぇ?」


嘲笑する。



翼が、驚いたように私を見る。





「青菜・・・・・?」

かすれた声。




「何?言ったはずだけど?私はアブナイよ、って。」






―――・・・一瞬で、冷酷にも非情にもなれる。


他人が自分の力で壊れていくのを、ただ観察することができる。


カワイソウなんて、思わない。





―――・・・私は、壊れてる・・・―――




私はきっと、誰よりも、アブナイ奴だよ?





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