私は最強ビンボー女!
「私達と共に来てもらいたい。来てもらえないのなら、貴方の命は無いと思ってください。」


・・・・・・・・・・・おい。


「脅迫じゃんか!!!」


「違います。」


いやいや、脅迫だから。


話を聞こうとした私がバカだった・・・・・。



「じゃ、お引取り願います。自由が惜しくないのなら。」


「無理です。」


「じゃあ、しょうがないですねぇ。自由、奪いますよ?」


「奪えません。とにかく、貴方に来る気は無いのですか?」


「あるわけないでしょう。怪しい人に付いて行っちゃいけないって、幼稚園児でも知ってますよ?」


「怪しくありません。」



・・・・・十分怪しいから。




「ですが・・・・・」

ニヤリと男が笑う。

嘲るような笑いに、嫌な予感がする。



「ですが、貴方が来ないのならば、敦の命は無いでしょうねぇ。」




なっ・・・・・!!!!!


なんだって!?



―――嫌な予感、的中★



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