私は最強ビンボー女!
増えていく疑問
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月明かりが、窓から差し込んでいた。
カーテンを閉めていないから、当然だけど。
「はぁ~。何なんだよ、ホント・・・・・」
私はふかふかのベッドの中で、丸まった。
疲れたぁ・・・
・・・・・私のお母さんは、一体何者なんだよ?
ついでに、お祖母ちゃんも。
糞親父はなんで助けに行ったのか。
なんで誰にも事情を話さなかったのか。
そもそも、助けに行く必要なんてあったのか。
なーんにも、わかんない。
疑問は増えていくだけ。
――あの後――
杞憂さんと、男姿のりか先生が来た。
りか先生はあの時"りおバージョン"というものだったらしく、"りお"と呼ばないと反応してくれなかった。
それには凄い驚いた。
あと、あまりのイケメンっぷりにも。
まぁ、とにかく、杞憂さんがテキパキと窓ガラスを代えてくれて・・・
事情を話すと、2人とも顔をしかめて、『1人でうろつくな』と言われてしまった。
―――――で。
今日は狩人は休業でベッドに丸まってる、というわけ。