私は最強ビンボー女!
―――――――――――――――――――――――――――――・・・・・・
「ふぁ~・・・。よく寝た~!」
私は、ベッドの上に座ってのびをした。
ついさっき、目を覚ましたんだ。
「・・・・・に、したって・・・」
まさか、3歳の頃の夢を見るなんて。
「まぁ、おかげでちゃんと自分に言えることを再確認できたけど。」
糞親父の事とかあって、ちょっとモヤモヤしてたから、ちょうど良かったのかも。
「私は、前だけ向いて、歩いてればいいんだよ。1人で、ね。」
誰も、頼ることなんて、できないのだから・・・・・。
心の奥にある"不安"を、私には、言える人がいない。
頼れる人なんていなかった。
そして、これからも――
私は、この"不安"のついては、きっと誰にも言わないはず。
「そう。それでいいんだよ、青菜・・・・・」
弱気に、なるんじゃないよ?