私は最強ビンボー女!
・・・まさか・・・

私、男子校に通うはめになるの・・・?



いやいや。


ただ単に待ち合わせが男子校の校門前だった、ってだけ・・・なはず。





「青菜ちゃーん!久しぶりぃ♪」


その声にはっと顔をあげると、私の顔はサーっと青くなった。




私の方に向かって歩いてきているのは、こげ茶色の髪の、爽やかな男の人。










・・・・・なんで・・・


まさか・・・・・親父の知り合いって・・・








「杞憂(キユウ)さん・・・・」




私は、私の苦手な人第一位の人の名前を口に出した。








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