私は最強ビンボー女!






――――――――――――――・・・・・・・・・







「男子校?だから何?」


「え、ホントに?ホントに入る気?」


「当然。葵様の命令は絶対よ。男装するわ。」





私と葉月は、私の学校の寮へと歩いてる。


あと少しで、学校に着く。




「葉月、男子校に入るなんて・・・正気の沙汰じゃないよ。」


「現に入ってる奴が言うな。」


「そうですね・・・」




どうやら葉月は私の学校に転入してくる予定だったらしい。


男子校だろうと、平然としている。





「そもそも、青菜の学校が男子校なんて情報、とっくに知ってたし。」


「え!?そうなの!?」


「スーツ男達が来たでしょ。その時にバレてるから。」


「そういや、そうだった・・・・・・」





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