私は最強ビンボー女!
―青菜side―






「ふぅん。ま、青菜ならぶち壊せるんじゃない?

頭悪いしさ。」


「佐奈。どうして頭悪いっていうのと繋がるの・・・」


「青菜が、メチャクチャなこと平気でしでかしちゃう馬鹿だからよ。」


「う゛・・・・・・」



否定できないっていうのが辛いね。


確かに私馬鹿だし。

メチャクチャなことしでかしちゃうつもりだもんなぁ・・・。






私は、寮の自室の中で、ため息ついた。




――なぜ、寮の自室に佐奈がいるのかというと・・・・・・。





―数十分前―



午前の授業が終わり、昼休みとなった時。


私の携帯が鳴った。




「もしもし?」


《青菜。私。》


佐奈の不機嫌な声が聞こえた。





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