私は最強ビンボー女!
葉月は、顔を上げなかった。


ピタリと停止したまま、彼・・・日岡さん?の言葉には触れずに言った。



「日岡様、こちらが葵様の孫娘、青菜様でございます。」


「ブッ・・・あ、青菜様!?」


私は思わず叫んだ。



「葉月っ!様付けはやめようってなって、さっきまで呼び捨てだったじゃん!なんでいきなりつけるの!?」


「・・・・・・・・・・・・・」


「葉月ぃ!答えなさい!」


「・・・・・・・・・・・・・・」


「答えろぉ!」


「・・・・・・・・・・・うるさい。」


「答えになってないぃぃぃ!!!!!」



依然、土下座中の葉月を、私はゆっさゆっさ揺らした。





「・・・・・・プッ。あはははははははっ!」







・・・・・・・・・・・・ん?



なんか、爽やかな笑い声が聞こえたぞ?












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