私は最強ビンボー女!
葉月ならやりかねないんだけど・・・・・


というか、糞ババァに従順すぎない!?




「え、っと・・・・・お祖母ちゃん、のことは、さん付けだったじゃないですか。日岡さん。」


ちらっと葉月を見つつ、日岡さんに尋ねる。


「あー・・・それは、長い付き合いですし、葵様がさん付けの方がいいと仰ったので。」


「じゃあ、私も様付けやめてください!」


「・・・・・・・・分かりました。青菜さんがそう言うなら。」


「ありがとうございますっ!」



「・・・・・挨拶は終わったようじゃの。3人とも、来い。」



その言葉が合図だったかのように、葉月と日岡さんはスッと同時に動いた。



葉月はスルリとなめらかな動きで、立ち上がり、糞ババァの後に続く。


日岡さんも、なめらかな美しい動きで私の手を取り、笑った。






「行きましょう、青菜さん。」


「・・・・・・・・・はい。」



私は、一言そう答えた。



私は――朝霧青菜になる――――・・・・・。










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