私は最強ビンボー女!

黒狼と青き女神

―陽side―






白狼の幹部以上と紅狼の幹部以上が、屋上で顔を突き合わせていた。





俺らは全員、複雑な表情。







なんで、こんな状態になってしまったかと言うと、それは昨夜のことが原因だ―――











―昨夜―






俺ら白狼の幹部以上は、初代総長・・・つまりは理事長である杞憂さんに、理事長室に来いと言われた。





「一体、なんでしょう?」

律が首を傾げる。


「・・・・・もしかしなくとも、俺の成績の悪さのせいか・・・・・?」

恐ろしそうに呟いたのは勇人だ。



まぁ、確かに勇人の成績の悪さはヒドイが・・・。









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