私は最強ビンボー女!
俺は、そんな青菜を見て。


ドクンと心臓が嫌な音をたてたのが分かった。






嫌な予感がする。


もわもわと、不安に包まれる。









なぁ、青菜。





無茶、すんなよ。


お願いだから、無茶すんな。









俺は・・・青菜を、守りたいんだよ。


今度は、俺が青菜を救いたいんだ。



そんなこと、できないなんて、言うなよ?




絶対、守ってみせるから。


救ってみせるから。





――青空の広がる屋上で。


心の中で、俺は啖呵を切った。









―陽side end―


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