私は最強ビンボー女!
―数秒後―
「・・・・・・ショボ。」
私は思わず呟いた。
5,6人はいたはずなのに、もう全滅。
秒殺って。
そりゃ、私は強いけどさ。
5,6人で数秒って・・・・・・
呆れた。
弱いモノいじめして高みにいる気分になってる奴らだったってことだ。
呆れる、ホント。
怒りを通り越しちゃったよ。
まぁ、とりあえず健一さんに電話ですな。
報酬いくらかなー・・・・・・10万、いきたいけど・・・
こいつらじゃ無理かなぁ・・・
警察官である健一さんに朝霧家のこと言いたいのは、やまやまなんだけど・・・
葉月、眠いから監視しないっていう代わりに、怪しい小型機を私につけたんだ。
で、その小型機、私が朝霧家のこと言えば、
葉月の携帯のアラームが鳴り響く仕組みになってるんだとか。