私は最強ビンボー女!
朝霧家お手製の機械なんだってさ・・・。


朝霧家ってマジでなんなんだよって思ったよ。

本当に。




そんなことを思っていれば、健一さんに電話が繋がった。



《おー!ひっさしぶりだなぁ、狩人!》


相変わらず元気で豪快そうな声。



「久しぶり、ですね。

狩ったんで、来て下さい。お金、忘れないでくださいよ?」


《了解!すぐ行くから、ちょっと待ってろ!

今回、久々だから奮発するぞぉ》




奮発!!!


「ありがとうございますっ!」



嬉しい限りだよ!




思いっきり頭を下げた後、私は携帯の電源を切った。



ふーんぱつ♪

ふーんぱつ♪



ルンルン小躍りしていれば。




「あのぅ・・・・・・」


遠慮がちに、声を掛けられた。





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