私は最強ビンボー女!
お祖母ちゃんにはちゃんと、好きって言ってくれる人がいたんだ・・・・・・。


良かった、と思った。




すれ違うことがなかった人がいて・・・良かったって。






お祖母ちゃんは、震える葉月の背中をぽんぽんと軽く叩いた。

穏やかに微笑み、お祖母ちゃんは優しく言う。


「葉月、大丈夫じゃよ。

もう、あたし達の魂胆通りにはなるまい。

青菜が協力協定を結ぼうと、迫っておるからの。」




その言葉に安心したらしい葉月は、ハッとしたようにお祖母ちゃんから離れた。



「あ、あの・・・すみませんっ、葵様////

無礼なことをっ・・・・・・//////」


葉月は真っ赤になってあわあわと言った。





・・・・・・か、可愛い・・・


葉月が真っ赤になるとか、レアすぎる!!!



とか思っていれば、日岡さんが、ぱっと顔を背けた。


???

どうしたんだろ?


ちらりと日岡さんの顔を見て・・・思わず口をパカッと開けてしまった。


だって・・・だって・・・えぇ!?




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