私は最強ビンボー女!
女の子、鼻時大量噴射決定な笑顔。



・・・幸か不幸か、私は糞親父が無駄にイケメンだったから、平気だけど。


葉月は・・・・・・なんか、窓から空見てた。



日岡さんガン無視する気満々だな、お前。



呆れつつ、日岡さんに視線を向けてみれば、葉月の顔を柔らかい表情で見ていた。




葉月の無視はスルーらしい。

というか、日岡さんって葉月に無視されるの慣れてるような・・・。



そういや、そもそもなんで葉月は無視するんだろう?

なんで日岡さんは無視すんなって言わないんだろう?


何が、2人の間にはあるんだろう。





葉月は日岡さんのアプローチをことごとく無視。

日岡さんはそんな葉月に懲りずにアプローチし続ける。


これまで知っていたのはそれだけ。


そして今日。

日岡さんは葉月に救ってもらって、葉月に惚れた。

ということを知り。


日岡さんは葉月に無視するなとかは言わない、ということに気付いた。






何か、あるんだとは思う・・・けど、それを考えるのは後回しだ。



今考えるべき事は、ただ1つ。




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