私は最強ビンボー女!
でも、なんか、すっごく・・・愛しいって、思えちゃうのは、なんでかな?


初めて会った頃の、冷静で、全てが完璧みたいなお祖母ちゃんより、全然いい。





葉月は、頷いたお祖母ちゃんに、頷き返して、私を見た。




照れくさそうに、ほんのり頬を赤く染めて、葉月は口を開く。


「あのさ、青菜。」


「うん?」


「私、もう、認めるね。」


「?」


首を傾げた私に、葉月は、はにかんだ。




・・・・・・惚れます。

惚れちゃいますってば、葉月さん。



「青菜が、葵様の孫だってこと。

認める。しっかり認める。


それで、ね?もし、もし暗殺グループが解散になったら・・・」




ふと言葉を切り、葉月は私を見た。


ほんのり赤い頬。真剣な眼差し。



葉月はまた、口を開く。



「もし暗殺グループが解散になったら・・・・・・

友達に、なってくれる?」




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