私は最強ビンボー女!
ざわざわしていた広間が、しんと静まり返った。


私に集中する視線は、凄く痛いけど・・・負けていられない。



スタスタと人を掻き分けて、中央に進む。


ちょうど広間の真ん中ぐらいのところで、立ち止まった。


数歩、周りにいた人が下がる。




私は、周りを見渡し――笑った。


全員が全員、生真面目な顔で私を見ていて。

全員同じ表情なのが、なんだかおかしかったんだ。





すぅっと息を吸い込む。



第一声。


どかんとかましてやろうじゃない。















「今日、朝霧家暗殺グループは―――解散するっ!!!」

















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