私は最強ビンボー女!
そして私も、突っぱねてるんだ。


欲しくないと。いらないと。




本当は、求めているのに。




温もり、を―――。









どうせもらえないのなら、最初から欲しがらない。




それは、もらえないと解っているからこその、防御なんだ。




ずっとそう防御して、諦めていたこの人達に。



突然言っても、駄目だったんだ。








―――あぁ、でも。


どうしよう。



私を殺しても、何も得られないのに。


私、死にたくないのにっ・・・・・・



左右から大量の人が迫ってくる。



ぎゅっと、目をつぶったその時――




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