私は最強ビンボー女!
なんで、お母さんの声がしたの?
幻聴かと思いきや、またもやお母さんの声がした。
「そりゃ、私は逃げたわよ!
間違ってるって思って、お母さんに言われたことに絶望して。
でも、苦しんだ!ずっとずっと、目に焼きついてる。
自分が殺した人の、蒼白な顔が!!!
誰だって、苦しんでた。
立場は違えど、全員が全員、殺したくなかったから!
人を殺すのは残酷な事だって、分かっていたから!
違う?
ねぇ、違うの?
人に殺せと命じる人も、命じられたままに人を殺す人も。
苦しいのは、一緒じゃないの?
どちからがより苦しいなんて、比べてなんになる?
なんにもならないでしょう!
殺したくないって言ってる人が・・・人を殺してどうするのよ!!!
殺したくないんなら、殺したくないって言って、殺さなきゃいいじゃない!!!」
必死な声。
真っ直ぐな言葉。
真っ直ぐすぎたお母さんの言葉は・・・ストレートに、私の心に入ってきた。
また、沈黙がこの場を支配する。
でも、感じる。
何かが、動き始めているのが。
変わり始めているのが。
幻聴かと思いきや、またもやお母さんの声がした。
「そりゃ、私は逃げたわよ!
間違ってるって思って、お母さんに言われたことに絶望して。
でも、苦しんだ!ずっとずっと、目に焼きついてる。
自分が殺した人の、蒼白な顔が!!!
誰だって、苦しんでた。
立場は違えど、全員が全員、殺したくなかったから!
人を殺すのは残酷な事だって、分かっていたから!
違う?
ねぇ、違うの?
人に殺せと命じる人も、命じられたままに人を殺す人も。
苦しいのは、一緒じゃないの?
どちからがより苦しいなんて、比べてなんになる?
なんにもならないでしょう!
殺したくないって言ってる人が・・・人を殺してどうするのよ!!!
殺したくないんなら、殺したくないって言って、殺さなきゃいいじゃない!!!」
必死な声。
真っ直ぐな言葉。
真っ直ぐすぎたお母さんの言葉は・・・ストレートに、私の心に入ってきた。
また、沈黙がこの場を支配する。
でも、感じる。
何かが、動き始めているのが。
変わり始めているのが。