私は最強ビンボー女!
「2人って・・・糞親父に命令させられたりしたの?」


あの糞親父が、この2人に命令なんて・・・まさか・・・そんなこと・・・




「命令?勿論されたぞ。」

陽がさらっと言い、


「そうそう。だって俺ら、部下だったワケだし。」

翼もさらっと言いました♪




って、マジかよ!!!


「お、お前っ・・・人に命令できるような男かよっ!!!!!」




糞親父にキックをお見舞いしようとしたんだけど、力が入らず、私はベッドの上に倒れた。




「・・・・・・なんでだ・・・」


「あはは!青菜様は、さっきまで意識不明の重体だったんだから、安静にしてないと~」


「・・・ナァちゃん、笑うでない。恥ずかしいでしょうが。」


「あはは!ごめんね~」



だから笑うなって!!!

というツッコミは、とりあえずこらえて。



ナァちゃんを見上げた。


「・・・・・・無事?」


ナァちゃんは一瞬キョトンとした顔をした後、ぷっと吹き出した。


「ふはっ!さっすが青菜様。

重体だっていうのに、あたしの心配ですか。」



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