私は最強ビンボー女!
暗殺の目的
―――思うのだけど、彼女達の行動は早過ぎないか?
なぜか?
だってあの後すぐに。
『よし!じゃ、話つけにいこーよ!』
ナァちゃんのその言葉を皮切りに、皆さっさと外へ出た。
『じゃあ、行こう。』
そして葉月のその言葉とともに歩き出し――
只今、毒牙の倉庫前。
うん。早いと思う。
というか、早い以外のなにものでもないよね。
なんかしみじみするわー。
とか思っていたら。
「あれ?青菜ちゃん?・・・と、夏実!?」
倉庫から啓先輩が出てきた。
そして、私の顔を見た後、ナァちゃんの顔を見て仰け反った。
え、そんな驚く?