私は最強ビンボー女!
―――――ゴツッ
「~~~~~~ッいったあああああ!?」
カッと目を見開き、がばっと起き上がった私・・・の、頭の上に落ちたであろう陶器のうさちゃんを睨んでみた。
きゅるん♪とした可愛らしい瞳の持ち主のうさちゃんは身長20センチと大きく、ずっしりしている。
「無駄に重いんだよ、うさ坊がっ!」
ギロッと睨んでみたけど、きゅるん♪とした瞳を見ているうちに罪悪感が。
・・・このうさちゃん、絶対女の子だよね・・・・・・。
女の子に無駄に重いって睨むなんて・・・どうなの私・・・・・・・・・。
心なしか、うさちゃんがとても哀しい顔をしているような気がしてきた。
うーーーーー・・・
「ごめんねうさちゃんっ・・・!」
可愛いって罪だぁっ!!!
うあーくあーくっそーなんか悔しいぃぃと叫んでいると。