私は最強ビンボー女!
だから――



『私と青菜、親子・・・なんだものね!

うわっ、なんかコレも口にすると照れるね・・・じゃなくて!

親子だからもっと頼ってね。相談にものるし、というか、生活費とか出す『いいよ別に』』



―――遮らずに、いられなかった。






『えっ・・・』

目を丸くするお母さん。




だけど私は、頼ることなんてできない。



『だーいじょうぶだって!私ある程度稼げてるし。

それにまずはお母さんと糞親父は仕事探さなくちゃでしょー?

心配せずに、2人の暮らしを楽しめるように頑張って。』




笑顔を作って、手を振った。



『ま、てことだからじゃーね。』




お母さんは、一瞬、私をじっと見つめて、唇を噛み締めた。


だけどすぐにニコッと笑う。




『・・・ありがと青菜。お母さん頑張るね!

いつか、青菜と一緒に暮らせるように。』


最後にそんな言葉を残して、出て行った。





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