私は最強ビンボー女!
パタンと、ドアを再び閉める。



確認。


・・・うん。ここは私橋本青の部屋で間違いない。



あれでもじゃあさっきのは幻かな?

うんそうだよねそれしかないよね!




ぶんぶんを首を振り、私は勢いよくドアを開ける。








「あははただいま~☆」


「お帰り~☆」


「なんで一回ドア閉めたんだ?」





・・・・・・・・・・・なんか、幻じゃないっぽいんですけど。




「・・・・・・あの・・・なんでいるのかな?
翼サンと陽サン。」



なぜふわふわふかふかのソファーで仲良くくつろいでいるんでしょう。


お前ら対立してる暴走族の総長だろ!

下っ端に示しつくのかよ!

何よりここは私の部屋だぁっ!!!



「えぇ~?青菜に会いたかったからに決まってんじゃん♪」


「・・・青菜と全然喋れてねーから・・・・・・。」





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