私は最強ビンボー女!
「・・・翼から聞いたわけ?」
「別に?ただ、彼方と哉は根本的には同じだっていうことは聞いたけど。」
「ふーん。根本的には同じ、ねぇ・・・。
見なくていいとこよーく見てんだな、俺らの総長は。」
「見なくていいとこなんだ?」
「・・・突っ込むねぇ。そんなに、俺のこと知りたい?」
「うん。知りたい。」
私の返事に、哉が目を見開いた。
あれ。そんな驚くとこ?
私は首をかしげながらも言った。
「だってさ、私、哉に助けられたみたいだし。
それにクラスメートの中じゃ、仲いい方・・・っていうか、色々知ってる方だからさ。
もっと知りたいなぁって思う。
・・・それに、緋月ちゃんのお見合い相手だしね。」
「え?緋月ちゃんって・・・小野緋月?なんで知ってるの?」
「葉月の双子の妹ちゃんだから。」
「は?双子!?」
・・・なんで、こんなに皆知らないんだよ。
「そう!訳あって小野家と絶縁されちゃったけど、緋月ちゃんの双子の姉であることは変わらない。
だから、知ってるし、お見合いのことは気になる。」
しっかりとした口調で言い募れば、哉は静かに頷いた。
「別に?ただ、彼方と哉は根本的には同じだっていうことは聞いたけど。」
「ふーん。根本的には同じ、ねぇ・・・。
見なくていいとこよーく見てんだな、俺らの総長は。」
「見なくていいとこなんだ?」
「・・・突っ込むねぇ。そんなに、俺のこと知りたい?」
「うん。知りたい。」
私の返事に、哉が目を見開いた。
あれ。そんな驚くとこ?
私は首をかしげながらも言った。
「だってさ、私、哉に助けられたみたいだし。
それにクラスメートの中じゃ、仲いい方・・・っていうか、色々知ってる方だからさ。
もっと知りたいなぁって思う。
・・・それに、緋月ちゃんのお見合い相手だしね。」
「え?緋月ちゃんって・・・小野緋月?なんで知ってるの?」
「葉月の双子の妹ちゃんだから。」
「は?双子!?」
・・・なんで、こんなに皆知らないんだよ。
「そう!訳あって小野家と絶縁されちゃったけど、緋月ちゃんの双子の姉であることは変わらない。
だから、知ってるし、お見合いのことは気になる。」
しっかりとした口調で言い募れば、哉は静かに頷いた。