私は最強ビンボー女!
「・・・おりょ?青菜ちゃんどしたの?頭抱えちゃって。」



・・・・・・・・・りか、先生・・・。

点いたり消えたりする街灯の光に、りか先生の髪がキラッキラッと輝く。


綺麗な金髪は、闇の中でも輝くように思う。





「・・・健一さん、飲酒運転じゃ・・・・・・」


「あっ、それ心配して頭抱えてたの?優しいねぇ。

でも、大丈夫よ!私が責任もって運転したから!」


ニコッと笑うりか先生。

うはぁ、今日も綺麗だぁ・・・。



男には見えない。全く、全然。



「そうなんですか・・・。」

ほっとしたところで、ん?と首を傾げた。



「あれ?でもなんでりか先生が・・・」


「健ちゃんは私の昔の仲間なの♪」


「え、そうだったんですか。」



まさか健一さんとりか先生に関係があるとは。


「でも、私がいるからってお酒飲むのは勘弁してほしいわ~。

健ちゃん、お酒強いからっていっつも飲みすぎるんだから!」



唇を尖らせて健一さんを睨むけど、健一さんはどこ吹く風でへらへらしてる。


・・・・・・おいおい。

「どうしてそんなに飲んじゃったんですか?」




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