私は最強ビンボー女!
しみじみ呟く。


いやぁ、酔っ払いとは思えないほどの正論かましてくれちゃったよ。

まいったまいった。





「・・・わかってんなら、なんでだ?なんでホンモノつくらねぇ?」


「健一さんのばかっ!私のこと本気で好きになってくれる人がいないからじゃん!」


「・・・・・・そうなのか?」


健一さんはなぜか私ではなく、りか先生に聞く。




いやいやなんで・・・って、りか先生、何首振ってるんですか?!



「まっさかぁ。本気なのが2人ほどいるよ~」


「・・・・・・・・・・・・は?」




え、何その情報。



「私、知らないんですけど!」


「だってまだ告白してないし~青菜ちゃん鈍感だしぃ~」


「あぁ、確かに告白はされてない・・・だけど鈍感じゃないです!」



びしぃっと人差し指をりか先生の鼻先につきつけるも、りか先生は怯まない。


「・・・・・・・・・指のけろ。」




というか、ひっくーいドスのきいた。明らかに男の人と思われる声を頂きました。

・・・笑顔で。




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