私は最強ビンボー女!
真っ直ぐに綺麗なコバルトブルーの瞳を見つめる。



青菜の目は、これでもかってくらいに大きくなっていた。


そして、瞳はゆらゆら揺れる。





「・・・う、嘘・・・・・・冗談・・・だよね?」


「まさか。」



強い口調で否定する。



「俺が、冗談で告白する奴だと思うか?」


「・・・・・・お、思わない。」




どもりながらも青菜は否定し・・・そして。


顔を真っ赤にさせた。






―――――・・・っ!!!



その顔を見た途端、思わず頬が熱くなったのを感じて、慌てて片手で頬を隠す。



な、なんだよその顔・・・反則だろっ・・・・・・。






「・・・おーい。ちょっとちょっと、2人とも俺を差し置いて何してんだよー」


2人して視線を彷徨わせ始めたとき、ゆっるーい声が聞こえた。





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