私は最強ビンボー女!
ぐったりとした緋月ちゃん。
ねぇ葉月。
わかってるよ。ちゃんとちゃんと、見えてるよ。
緋月ちゃんの身体、アザだらけ、だよね・・・?
これでもかというほど、痛々しい二の腕、太もも、足首。
制服だってぐしゃぐしゃで。
靴のあとのような汚れが見える。
だけど、顔は、顔だけは綺麗なままで。
子供の寝顔のような、顔。
綺麗な、可愛い緋月ちゃんの顔。
ねぇ緋月ちゃん、痛いよね。
身体、とんでもなく痛かったよね。
ねぇ葉月、痛いよね。
心、もの凄く痛いよね。
「緋月・・・なんにも・・・・・・なんにも悪くないのにっ・・・」
「うん。」
「なんで・・・?」
「う、んっ・・・なんで、だろうねぇ・・・・・・。」
ぎゅぅっと葉月を抱きしめた。
今にも壊れそうな、葉月を。
ねぇ葉月。
わかってるよ。ちゃんとちゃんと、見えてるよ。
緋月ちゃんの身体、アザだらけ、だよね・・・?
これでもかというほど、痛々しい二の腕、太もも、足首。
制服だってぐしゃぐしゃで。
靴のあとのような汚れが見える。
だけど、顔は、顔だけは綺麗なままで。
子供の寝顔のような、顔。
綺麗な、可愛い緋月ちゃんの顔。
ねぇ緋月ちゃん、痛いよね。
身体、とんでもなく痛かったよね。
ねぇ葉月、痛いよね。
心、もの凄く痛いよね。
「緋月・・・なんにも・・・・・・なんにも悪くないのにっ・・・」
「うん。」
「なんで・・・?」
「う、んっ・・・なんで、だろうねぇ・・・・・・。」
ぎゅぅっと葉月を抱きしめた。
今にも壊れそうな、葉月を。