私は最強ビンボー女!
本心
でもさぁ・・・
「彼方も馬鹿なんじゃないの?」
「はぁ?青菜ほどの馬鹿に言われたくねぇんだけど。」
「やっぱかわいくねぇ。」
「お生憎と、可愛さは求めてないんで。」
「そんなんじゃモテ・・・てるな、くそっ!」
「別にモテたいわけじゃねぇけど。」
「・・・お前、今全国の約9割の男子高校生を敵に回したよ?」
「あっそ。別に俺強いし。」
「うーわ、嫌味ー。
でも馬鹿でしょ、彼方も。」
「だから青菜には「根本が同じとか言っておきながら、私達の意見聞くんだもん。」
遮って紡いだ言葉に、彼方が眉をひそめる。
「何、嫌ならこのままお帰りになってもいいんだぜ?」
緋月ちゃんを気づかってゆっくり歩いてる私達。
緋月ちゃんを支えながら、彼方は器用に片手を出入り口のある方向へ差し出す。
「お帰りになりたいとこなんだけど・・・私、哉の彼女だし?」
「お前のそれはマジなのか?
彼女ならこんな状況になる前に知ってるだろ?色々。」
「いやぁ、私と哉の関係はちょっと複雑なんだよねぇ。」
「へぇー」
うわ、彼方棒読みー。
「彼方も馬鹿なんじゃないの?」
「はぁ?青菜ほどの馬鹿に言われたくねぇんだけど。」
「やっぱかわいくねぇ。」
「お生憎と、可愛さは求めてないんで。」
「そんなんじゃモテ・・・てるな、くそっ!」
「別にモテたいわけじゃねぇけど。」
「・・・お前、今全国の約9割の男子高校生を敵に回したよ?」
「あっそ。別に俺強いし。」
「うーわ、嫌味ー。
でも馬鹿でしょ、彼方も。」
「だから青菜には「根本が同じとか言っておきながら、私達の意見聞くんだもん。」
遮って紡いだ言葉に、彼方が眉をひそめる。
「何、嫌ならこのままお帰りになってもいいんだぜ?」
緋月ちゃんを気づかってゆっくり歩いてる私達。
緋月ちゃんを支えながら、彼方は器用に片手を出入り口のある方向へ差し出す。
「お帰りになりたいとこなんだけど・・・私、哉の彼女だし?」
「お前のそれはマジなのか?
彼女ならこんな状況になる前に知ってるだろ?色々。」
「いやぁ、私と哉の関係はちょっと複雑なんだよねぇ。」
「へぇー」
うわ、彼方棒読みー。