新しい恋〜メールのキミと〜
比呂くんの言葉が胸に響く。



あたしは比呂くんを振ってしまったのにまだそんなあたしのことを心配してくれるなんて。




比呂くんの優しさがあたしの瞳を潤ませる。そっと胸に引き寄せてくれる比呂くん。



そうだよ。もう優くんを縛り付けちゃいけない。あたしの気持ちはもう涼平にしかないんだ。




今日、優くんにさよならを言う。そして明日涼平に告白する。



たとえ、また同じようになったとしてもそれはそれで仕方ない。でももうごまかせない。こんなにも好きな気持ちを自分の中に止めてなんておけない。
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