新しい恋〜メールのキミと〜
今度はフワッと頭を撫でられて鹿島くんは屋上を出て行った。


ダメ、ダメだよ亜子。


あたしには優くんがいるの。
それなのに、流されやすすぎ!!



「亜子ちゃん、早く今のうちにメール打っちゃおう」




「えっ?あっ、ほんとだね」




そうそう。鹿島くんがいないんだもん。ポケットから携帯を取り出した。


優くんからメール来てない。そっか。あたしがあの返事、返してないからだよね。ごめんね優くん。




《遅くなってごめんね(>_<)花火大会一緒に行きたいです☆楽しみにしてるね♬》
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