潜入!婚活パーティー☆①
⑤お花屋さん
『あ、お肉焼けてる』
お相手の男性に見きりをつけたハナちゃんは、お肉を食べに行くのを口実にさっさと退散です。
さっきからずっとお肉を焼いてくれてる男性、お寺さんの門前の花屋さんの方です。
ハナちゃんの紙皿にお肉を山盛りに乗せてくれました。
『まだまだあるからね』
にこっと笑ったときに目尻にしわができるのが、なんだか人が良さそうな感じです。
『さなちゃん、あの人の指、すごいタコ』
ハナちゃんが、花屋さんの指先に目を止めました。
『花屋さんって、ペンダコみたいのできるんですか?』
ハナちゃんの代わりにウキタが質問。
『ああ、コレは仕事じゃないですよ』
花屋さん、指に出来たタコを見せてくれました。
『ぼくね、趣味で和太鼓やってるんですよ』
和太鼓! ウキタのテンションが上がりました。
和太鼓が趣味なんて、酒井忠次みたいじゃないですか!!
ご存知ない方の為に→三方原の戦いで甲斐武田軍にビビらされ浜松城に敗走した徳川家康軍を鼓舞するために、太鼓を打ち鳴らした…(以下省略)
とにかく、家康の家臣に和太鼓にまつわる伝説が残る武将がいたのです。
お相手の男性に見きりをつけたハナちゃんは、お肉を食べに行くのを口実にさっさと退散です。
さっきからずっとお肉を焼いてくれてる男性、お寺さんの門前の花屋さんの方です。
ハナちゃんの紙皿にお肉を山盛りに乗せてくれました。
『まだまだあるからね』
にこっと笑ったときに目尻にしわができるのが、なんだか人が良さそうな感じです。
『さなちゃん、あの人の指、すごいタコ』
ハナちゃんが、花屋さんの指先に目を止めました。
『花屋さんって、ペンダコみたいのできるんですか?』
ハナちゃんの代わりにウキタが質問。
『ああ、コレは仕事じゃないですよ』
花屋さん、指に出来たタコを見せてくれました。
『ぼくね、趣味で和太鼓やってるんですよ』
和太鼓! ウキタのテンションが上がりました。
和太鼓が趣味なんて、酒井忠次みたいじゃないですか!!
ご存知ない方の為に→三方原の戦いで甲斐武田軍にビビらされ浜松城に敗走した徳川家康軍を鼓舞するために、太鼓を打ち鳴らした…(以下省略)
とにかく、家康の家臣に和太鼓にまつわる伝説が残る武将がいたのです。