潜入!婚活パーティー☆①
ウキタ、ハナちゃんとの付き合いは32年。

少しくらいのことでは動じない自信があります。


自信とは裏腹にふるえる声が憎らしい。

「ハ、ハナちゃん・・・脳内で付き合ってたって・・・どゆこと?」

ぶるぶるぶる。



「そのまんまの意味だけど?」

なぜ、こんなことをハッキリキッパリ言えるのか。


「あ・・・そっか、そうなんだ~、アハ」


動揺を隠せない素直なアタシ。

動揺に気付かない鈍感な従姉妹。


ネネ、こんな時の為にあなたは付いてきたのではないの?

ネネを探すと、壁の花どころか壁の染み。
そうだった、アイツには戦力外通告を言い渡したのだったわ。

ここはウキタ一人で乗り切らなくては。


「で、どうする? 話してみる?」
(まだ声はふるえております)


「(*´ 3`*) そうする」

ハナちゃんと二人、脳内元カレのところへ行きました。


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