*正しい姉弟の切愛事情*
2、太陽のねがい
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仰向けになったベッドには、瑞貴の匂いが染み付いてる。
パジャマのボタンを外されながら、唇を受け止めた。
懐かしい唇の感触。
肌に触れる柔らかな温度と湿った吐息。
直接触れ合った瑞貴の肌は驚くほど温かくて、涙がこぼれそうになった。
ぬくもりに触れて、気持ちが深まっていく。