君が好き。


そんな事を考えてる間に家についてしまった。

家から中学は徒歩通学だけど20分の短い距離。



「ゆう? 着いたよ?」




  まだ、一緒にいたい。


と、言えるほど勇気のない私は頷くことしかできなくて。


私は手を振って君の顔も見ずに家の中に飛び込んだ。
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