君が好き。



私の質問にとても悲しそうな顔をして

首を横に振った。



「私はあっきの彼女なんかじゃないよ。

 ただの部活のマネージャー。

 あれは、頼まれたから。

 あっきに。・・・あっきから。

 あなた宛ての手紙を預かっているの。これ・・・。

 それと、これはあっきから渡された日記帳。

 読んではいないから。見てはいけない気がして。

 あなたに向けたものだと思ったの。

 それじゃあ私は、これで。本当にごめんなさい。」
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